31歳 女性 看護師
31歳の看護師です。
仕事柄、長時間立ちっぱなしでいることが多く、前かがみの姿勢になる場面もよくあります。
最近は、肩から背中にかけて張っているような感覚がずっと続いています。
マッサージに行くと一時的には楽になるのですが、しばらくするとまた元に戻ってしまい、なかなか良い状態が長続きしません。
肩や背中がつらくなる原因は、その部分だけではなく、胸やお腹、股関節など体の前側が縮んでいることや、骨格のバランスが崩れていることも関係しているのでしょうか。
また、仕事の合間にできる胸のストレッチや、みぞおちを少し引き上げる姿勢の意識、深い呼吸などのセルフケアがあれば知りたいです。
セルフケアやマッサージだけで改善しにくい場合、接骨院で姿勢の癖や筋肉の使い方を確認し、根本原因にアプローチすることはできますか。
回答
お問い合わせいただき、誠にありがとうございます。
日々、看護師としてのお仕事、本当にお疲れ様です。
立ちっぱなしで前かがみの姿勢が続くお仕事は、想像以上に身体への負担が大きいものです。
肩から背中にかけての慢性的な張りは、とてもお辛いですよね。
「マッサージに行くと楽になるけれど、長続きしない」とお悩みとのことですが、これには明確な理由があります。
結論からお伝えすると、「張りを感じている肩や背中」そのものは被害者であり、根本的な原因は別の場所にあるからです。
なぜ、マッサージだけでは長続きしないのか?
前かがみの姿勢が続くと、身体の「前面(胸・お腹・股関節)」の筋肉が縮んで固まります。
すると、背中や肩の筋肉は、前に引っ張られる身体を必死に支えようとして、常に無理やり引っ張られた状態になります。
マッサージ
引っ張られて悲鳴を上げている背中をほぐす(一時的に血流が良くなり楽になる)
戻ってしまう理由
前面の縮みや骨格のズレが残ったままであるため、普段の姿勢に戻ると再び背中が引っ張られてしまう
つまり、背中をほぐすだけでなく、「身体を前に引っ張っている原因を整えること」と、「正しく骨格で身体を支える感覚」を取り戻すことが根本改善への近道です。
今日からできるセルフケア
(応急処置)
お仕事の合間やご自宅でできる簡単なケアを3つご紹介します。
・胸のストレッチ(大胸筋)
壁に肘を90度で当て、体を少し前に倒して縮んだ胸の筋肉を伸ばす(左右20秒程)
「みぞおち1cm引き上げ」意識
立ち仕事中、みぞおちをほんの少し上に引き上げる意識を持ち、骨盤の後傾を防ぐ
・深い呼吸(横隔膜のケア)
1日数回、仰向けで鼻から吸って口からしっかり吐き切り、圧縮された胸郭を広げる
※正直にお伝えしたい「セルフケアの限界」について
よ
ここが最も大切なポイントなのですが、実は「ストレッチやマッサージだけでは、根本改善には届かないケース」がほとんどです。
理由は3つあります。
「長年の姿勢の癖」は自力で気付きにくい
無意識にかばっている身体の使い方や、どの筋肉がサボっていてどの筋肉が頑張りすぎているかは、客観的な評価がないと判断できません。
深層の筋肉や関節のズレには届かない
ストレッチで伸びるのは主に表面に近い筋肉です。骨盤や背骨自体の歪み、深い部分の癒着はセルフケアだけでは解消しきれません。
「正しいフォーム」で行わないと逆効果になる
間違った角度でストレッチをすると、すでに過緊張を起こしている背中をさらに傷めてしまうリスクがあります。
セルフケアはあくまで「今の負担をこれ以上増やさないためのメンテナンス(応急処置)」とお考えいただくのが確実です。
本当の意味で慢性的なコリハリから解放されるには、「どこが原因でバランスが崩れているのか」を正確に見極め、骨格と筋肉の双方から正しくアプローチすることが必要です。
当院では、お一人おひとりの姿勢の癖や筋肉の使い方の偏りを精密に分析し、ストレッチだけでは届かない根本原因への施術を行っております。
長年がんばってくれているご自身のお身体を、しっかりリセットしてみませんか?
お仕事に集中できる快適なお身体を取り戻すお手伝いができれば幸いです。
何か気になることがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
お身体の痛みが少しでも和らぎますよう、心より応援しております。




